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現代やくざ 与太者の掟

1969年、東映東京。降旗康男監督。菅原文太主演。

菅原文太の東映での第1回主演作品(くわしい情報は、こちら)。
橘ますみたんの役どころは、主人公・勝又(菅原文太)と兄弟分になる福地(待田京介)の内縁の妻・江夏加奈子。
登場時間は、たったの3分ほどです。
この時期(1968年暮れから69年初)、ますみたんは、『博徒列伝』(1968年12月28日公開)『待っていた極道』『元禄女系図』(共に1969年1月9日公開)『異常性愛記録 ハレンチ』(1969年2月21日公開)と、京都撮影所での仕事が立て込んでいますから、ぱっと(東京に)行ってぱっと出てぱっと(京都に)帰る、という具合にして撮影を済ませたのだと思います(本作は、2月1日公開)。
登場時間こそほんのわずかですが、以前ご紹介した『女親分 喧嘩渡世』よりもこちらのますみたんの方が可愛いので、どちらか選べと言われたら、こちらの方をおすすめします。

文太に思いを寄せる、ヒロインといってもいい役を元・東宝3(スリー)ペットの田村奈巳たんが演じていましたが、彼女よりも文太の昔の恋人役で友情出演した藤純子たんが、誰よりも目立っていました。

純子たんは、新宿の名曲喫茶でなぜか和服を着てエレクトーンで演歌弾いてるんですが、こういうミスマッチも東映ならではなんでしょうか。
純子たんに難癖つけるやくざのリクエスト曲も、『チャンチキおけさ』だったしなあ。からかい半分ではなく、マジでリクエストしてましたわ。

「演歌の名曲」喫茶だったのね。
by sen1818 | 2004-04-23 00:57 | 橘ますみ

貯まるかな? (管理人名:せんきち)


by sen1818