2004年 11月 08日
続社長学ABC
1970年、東宝。松林宗恵監督。森繁久彌、加東大介、小林桂樹主演。
先月ご紹介した『社長学ABC』の続編。
今回は、福山の珍味会社との提携をめぐるすったもんだに、いつものお色気騒動&若手社員の恋愛模様が絡みます。
見どころは、瀬戸内のロケ。
前作で登場した恬妮小姐も、参加していました。
フェロモン要員は、前作で森繁さんを振った池内淳子たんが脱退、草笛光子たんが森繁さん、団令子たんが桂樹のお相手をそれぞれつとめます。
久慈あさみたん(森繁妻)がやたらと「やりたがり」なのも、やっぱりフェロモン要員の一員といってよいのでせうか。
つい、2人の夜を想像してしまいました・・・・(かなり萎えました)。
団令子たんは、この頃になるとすっかり細くなって「アンパン」というよりは「乾パン」といった感じなのですが、芸者姿には大いにそそられました。
明るいお色気。
こんな芸者さんにお酌してもらいたいっす。
ラスト、恬妮小姐が振袖姿で登場、婚約者の写真を皆に披露しますが、これが王貞治の写真。
王さん、結婚してたんじゃなかったの?
東宝は、どうも中国人女優に和服を着せたがるという「コスプレ趣味」(?)があるらしく、尤敏小姐(『香港の夜』『香港の星』『続社長洋行記』)や陳曼玲小姐(『レッツゴー!若大将』)にも和服を着せています。
尤敏が一番似合うかな、この中では(blogのトップの写真がそうです)。
恬妮小姐(1950 or 48~)は、本名・朱隠英。台湾育ちの上海人です。
1967年、「毛衣公主」に選ばれたのがきっかけで芸能界入り。
1968年、『紅衣侠女(別題:百忍劍)』で映画デビュー。1972年、邵氏と契約して李翰祥監督の「風月片」等に出演、艶星(セクシー女優)として活躍しました。
1975年、邵氏の人気男優である岳華と結婚、現在はカナダに在住しています。
妹の恬妞小姐(1958~)も、女優として有名です。
現在、DVDが発売中の『金瓶梅』にも恬妮小姐は出演していますから、この作品と見比べてみるのもよいかも知れません。
あ、そうそう、森繁さんが草笛光子たん(バーのママ)に振られるときに口にする、
たかがバーのママごときに・・・・
っていう台詞、頭にきましたねえ。
だったら浮気なんかすんな。
(於:日本映画専門チャンネル)
先月ご紹介した『社長学ABC』の続編。
今回は、福山の珍味会社との提携をめぐるすったもんだに、いつものお色気騒動&若手社員の恋愛模様が絡みます。
見どころは、瀬戸内のロケ。
前作で登場した恬妮小姐も、参加していました。
フェロモン要員は、前作で森繁さんを振った池内淳子たんが脱退、草笛光子たんが森繁さん、団令子たんが桂樹のお相手をそれぞれつとめます。
久慈あさみたん(森繁妻)がやたらと「やりたがり」なのも、やっぱりフェロモン要員の一員といってよいのでせうか。
つい、2人の夜を想像してしまいました・・・・(かなり萎えました)。
団令子たんは、この頃になるとすっかり細くなって「アンパン」というよりは「乾パン」といった感じなのですが、芸者姿には大いにそそられました。
明るいお色気。
こんな芸者さんにお酌してもらいたいっす。
ラスト、恬妮小姐が振袖姿で登場、婚約者の写真を皆に披露しますが、これが王貞治の写真。
王さん、結婚してたんじゃなかったの?
東宝は、どうも中国人女優に和服を着せたがるという「コスプレ趣味」(?)があるらしく、尤敏小姐(『香港の夜』『香港の星』『続社長洋行記』)や陳曼玲小姐(『レッツゴー!若大将』)にも和服を着せています。
尤敏が一番似合うかな、この中では(blogのトップの写真がそうです)。
恬妮小姐(1950 or 48~)は、本名・朱隠英。台湾育ちの上海人です。
1967年、「毛衣公主」に選ばれたのがきっかけで芸能界入り。
1968年、『紅衣侠女(別題:百忍劍)』で映画デビュー。1972年、邵氏と契約して李翰祥監督の「風月片」等に出演、艶星(セクシー女優)として活躍しました。
1975年、邵氏の人気男優である岳華と結婚、現在はカナダに在住しています。
妹の恬妞小姐(1958~)も、女優として有名です。
現在、DVDが発売中の『金瓶梅』にも恬妮小姐は出演していますから、この作品と見比べてみるのもよいかも知れません。
あ、そうそう、森繁さんが草笛光子たん(バーのママ)に振られるときに口にする、
たかがバーのママごときに・・・・
っていう台詞、頭にきましたねえ。
だったら浮気なんかすんな。
(於:日本映画専門チャンネル)
by sen1818
| 2004-11-08 22:15
| 映画