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だとしたら怖いかも

今日はちょっと映画の感想文はお休み。あしからず、ご了承下さい。

さて、これも既に皆さんご存知のことと思いますが、今や「世界の巨匠」となった御大・呉宇森(ジョン・ウー)監督の『狼 男たちの挽歌・最終章』(1989年)のルーツ、それは1964年の石井輝男監督作品『ならず者』であります。
先だって、新作(『ペイチェック 消された記憶』)の宣伝で来日したさいにも、

『狼/男たちの挽歌・最終章』はこの作品をモデルにしました。石井監督のスタイルがとても好きです。

と、語っていました。

呉監督はこの他にも小林旭の「渡り鳥」シリーズなんかがお好きのようですが、これは侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督と同じですね。
たしか、許鞍華(アン・ホイ)監督も、当時は日本映画ばかり観ていたといいます。
いかにあの頃、日本のプログラム・ピクチャーが彼の地で人気を博していたかが、このことからもよくわかります。

しかし、わたくしはそこからもう一歩進んで、呉監督が敬愛する石井監督作品のうち、他にどんな作品がお好きなのか、それも知りたい気がいたします。
でも、

そうですね、「異常性愛路線」映画が大好きです。特に、『徳川いれずみ師 責め地獄』は、もう10回以上観ました。

なんて答えが返ってきたとしたら、それはそれで却って怖いかも知れません。
また、「『温泉あんま芸者』を15回観ました」でも、けっこうイっちゃってる気がしますし・・・・。
わたくし的には、3本とも、とても大好きな作品なのですけどね。

それにしても、この記者会見の記事

小林旭さんでは石井輝男監督の「ならず者」が好きです。

って、いったい何なんでしょ?

付記:呉監督の時にやりすぎとも思える演出(銃撃戦で一般民間人巻き込み過ぎ、とか)も、輝男譲りなのか知らん?
by sen1818 | 2004-06-17 21:35 | 映画

貯まるかな? (管理人名:せんきち)


by sen1818