2004年 05月 25日
大奥 (第1回) 家光の見染めた娘
関西テレビ開局10周年記念ドラマ。
1967年、『博奕打ち』で映画デビューしてから1年余り、橘ますみたんがついに主役の座をつかんだ、いわば出世作ともいえる作品です。
ますみたんは、本作の第1部(徳川家光時代)で、町娘から家光の室となるヒロイン・お楽の方を演じ、一躍その名を知られるようになったのでした。
第1部は1968年4月に計4回が放映されましたが、このうち、第1回が横浜の放送ライブラリーに収められており、わたくしも第1回だけは観ることができました。
もっとも、地方局では現在でもちょくちょく再放送されているようで、つい最近も、KBS京都やテレビとちぎで再放送されていた模様です。
やってくれ、TVK・・・・。
というわけで、第1回「家光の見染めた娘」ですが、春日局(三益愛子)に見出されて大奥に入ったお楽(橘ますみ)が、家光(中山仁)の寵愛を受けるまでが描かれています。
この他、春日局チームの一員・瀧山に丹阿弥谷津子たん、春日局と敵対するお万の方に桜町弘子たん、お万の方チームのメンバーに沢村貞子たん、花園ひろみたん、お楽を見守る小坊主に北林谷栄たんという超豪華キャストが揃っています。
これだけのキャストで観てしまうと、正直、今の『大奥』なんて軽くて軽くて。
『博奕打ち』でますみたんの姉貴分を演じていた桜町弘子たんが、ここでは執拗にますみたんをいびりまくります。
配下の者を使って寝ているますみたんの顔に煮え湯をかけようとしたり、新参舞の時に、皆でよってたかってますみたんを裸にしようとしたり・・・・。
「ようやるわ」と思いつつ、けっこうはまってしまいました。
第1回の最後に来週の予告があり、それによると、お万の方が劣勢を挽回すべく、京都から秘密兵器・お玉(伊藤栄子)を呼び寄せ、家光に引っ付けようとするらしいんですわ。
いやあ、ドロドロ。
一応、第2回以降も、未見ではありますが、『TVガイド』や『京都新聞』の記事を参考にして、少しずつ取り上げていきたいと思っております。
まずは、これぎり。
by sen1818
| 2004-05-25 21:57
| 橘ますみ