2004年 05月 03日
俺は用心棒 (第14回)光った庖丁
1967年7月、NET(テレビ朝日)。栗塚旭主演。
これも、橘ますみたん初期の時代劇。
第1回、第3回に続く3度目の登場にして、ついにメインゲストに昇格。登場時に、きちんと名前が出ます。
ますみたんの役どころは、桑名藩士である岡村の娘・芳枝。
岡村は、京都所司代を務める会津藩の藩士と協議を行うため、芳枝を同道して密かに京へ上ります。
しかし、密談をしていた料亭の煮方が長州藩の意を汲んだ武士と通じており、その手配によって差し向けられた刺客の闇討ちに遭い、亡くなります。
父の非業の死を知った芳枝は、用心棒(栗塚旭)の助力を得て仇討を果たし、父の遺骨を抱いて、ひとり桑名へ帰っていくのでした。
お話は、このストーリーに料亭の板前見習・庄吉(宮土尚治〔桜木健一〕)と女中・おみよとの悲恋が絡みつつ進行します。
第1回と第3回は、話のつぼが今ひとつ見えず苦労したのですが、今回は、「歴史」という名の器からは零れ落ちてしまうであろう、無名の人々の悲喜こもごもが描かれていて、文句なしに面白かったです。
おみよから貰った包丁を持って仇討についていった庄吉が、裏切り者の煮方を見つけて挑みかかるものの、自分の包丁を使うことが出来ず、(煮方が)自分を刺した包丁で煮方を刺して息絶えていたという場面では、ついほろりとしてしまいました。
お話も面白いし、ますみたんもよく撮れているので、そのうちセルビデオを買おうと思いました。
これも、橘ますみたん初期の時代劇。
第1回、第3回に続く3度目の登場にして、ついにメインゲストに昇格。登場時に、きちんと名前が出ます。
ますみたんの役どころは、桑名藩士である岡村の娘・芳枝。
岡村は、京都所司代を務める会津藩の藩士と協議を行うため、芳枝を同道して密かに京へ上ります。
しかし、密談をしていた料亭の煮方が長州藩の意を汲んだ武士と通じており、その手配によって差し向けられた刺客の闇討ちに遭い、亡くなります。
父の非業の死を知った芳枝は、用心棒(栗塚旭)の助力を得て仇討を果たし、父の遺骨を抱いて、ひとり桑名へ帰っていくのでした。
お話は、このストーリーに料亭の板前見習・庄吉(宮土尚治〔桜木健一〕)と女中・おみよとの悲恋が絡みつつ進行します。
第1回と第3回は、話のつぼが今ひとつ見えず苦労したのですが、今回は、「歴史」という名の器からは零れ落ちてしまうであろう、無名の人々の悲喜こもごもが描かれていて、文句なしに面白かったです。
おみよから貰った包丁を持って仇討についていった庄吉が、裏切り者の煮方を見つけて挑みかかるものの、自分の包丁を使うことが出来ず、(煮方が)自分を刺した包丁で煮方を刺して息絶えていたという場面では、ついほろりとしてしまいました。
お話も面白いし、ますみたんもよく撮れているので、そのうちセルビデオを買おうと思いました。
by sen1818
| 2004-05-03 22:05
| 橘ますみ